原点としてのゼロ
自分は変化をよしとする価値観をよしとするので、なにかと変化を尊ぶきらいがある。バックボーンとか、出自とか、そういうもので自分を根拠づける考え方を潔しとはしない。
それでも、ある時期、これを支えにして生きていたなと振り返り見て思うコンテンツがいくつかあって、それが原点としてのゼロだと感じられてしょうがないこともある。上に書いたよしとする価値観にそぐわない感慨ではあるが、感慨というとなんとなく良いもののように思えるので、まあ良いかと思って、ポイント・ゼロとして、かつて心の支えだったそれを当時のことを思い出しながら味わうのもわるくない。
朝でも昼でも夜でも、晴れでも雨でも曇りでも、昔の感覚がまざまざと蘇るような気がする。とにかくつねに喉渇いてた。
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だれかおれをすきになれ毛むくじゃらのコリーにサンダル持ってかれちまったdon't let me down俺は死んじまったヤドカリに祈ったdon't let me cry魂が燃え尽きて灰になるまで夜と踊っただれかおれをすきになれだれかおれをすきになれ傷だらけのマッチ棒スカンジナビアの夢why don't you love me躓き転がってここまできたのさ胸の疵がしとどに疼くだけだがや(夢の中でも偽るだけだから)why don't you×4 love me誰か誰か誰か俺をlove me!寝ぼけ面で呷るオレンジジュースバスタオルで包んだdom perignon PINK東へもっともっと進む カモンカバンを持ってdon't let me go夜明け前のバスに乗り込み片手で鶴を折った湿った暁のロードシベリヤの導火線why don't you love me新しい髪形を君に見てほしいだけの俺なのさ目の奥が不思議と瞬くだけだがや(だれの心も過ぎ行くだけだから)why don't you×4 love me誰か誰か誰か俺をlove me!教えておくれ階段を上る順番を教えておくれ愛される条件を教えておくれ人生のコントロール方法を傷だらけのマッチ棒スカンジナビアの夢why don't you love me躓き転がってここまできたのさ胸の疵がしとどに疼くだけだがや(夢の中でも偽るだけだから)why don't you×4 love me誰か誰か誰か俺をlove me!誰か誰か誰か俺をlove me!