だから結局

So After All

原点としてのゼロ

自分は変化をよしとする価値観をよしとするので、なにかと変化を尊ぶきらいがある。バックボーンとか、出自とか、そういうもので自分を根拠づける考え方を潔しとはしない。
それでも、ある時期、これを支えにして生きていたなと振り返り見て思うコンテンツがいくつかあって、それが原点としてのゼロだと感じられてしょうがないこともある。上に書いたよしとする価値観にそぐわない感慨ではあるが、感慨というとなんとなく良いもののように思えるので、まあ良いかと思って、ポイント・ゼロとして、かつて心の支えだったそれを当時のことを思い出しながら味わうのもわるくない。
朝でも昼でも夜でも、晴れでも雨でも曇りでも、昔の感覚がまざまざと蘇るような気がする。とにかくつねに喉渇いてた。
 
***
 
 
 
だれかおれをすきになれ
 
毛むくじゃらのコリーに
サンダル持ってかれちまった
don't let me down
俺は死んじまったヤドカリに祈った
don't let me cry
魂が燃え尽きて灰になるまで夜と踊った
 
だれかおれをすきになれ
だれかおれをすきになれ
 
傷だらけのマッチ棒
why don't you love me
躓き転がってここまできたのさ
胸の疵がしとどに疼くだけだがや
(夢の中でも偽るだけだから)
why don't you×4 love me
誰か誰か誰か俺をlove me!
 
寝ぼけ面で呷るオレンジジュースバスタオルで包んだ
dom perignon PINK
東へもっともっと進む カモン
カバンを持って
don't let me go
夜明け前のバスに乗り込み片手で鶴を折った
 
湿った暁のロード
シベリヤの導火線
why don't you love me
新しい髪形を君に見てほしいだけの
俺なのさ
目の奥が不思議と瞬くだけだがや
(だれの心も過ぎ行くだけだから)
 
why don't you×4 love me
誰か誰か誰か俺をlove me!
 
教えておくれ階段を上る順番を
教えておくれ愛される条件を
教えておくれ
人生のコントロール方法を
 
傷だらけのマッチ棒
why don't you love me
躓き転がってここまできたのさ
胸の疵がしとどに疼くだけだがや
(夢の中でも偽るだけだから)
 
why don't you×4 love me
誰か誰か誰か俺をlove me!
誰か誰か誰か俺をlove me!